自分の考えを広げるのに参考になった本 その５
働く人のための精神医学
岡田尊司（著）
働く人が知っておきたい精神的疾患や
心のトラブルについての知識や対処法について
そのエッセンスをまとめた本。
この一冊で各疾患について知ることができるだけでなく
精神医学のほぼ全体像を眼下に収めることができる。
具体例や有名人のエピソードなども紹介されている。
取り上げられている内容は、
愛着・発達・各パーソナリティ障害、
ストレスが生む障害、うつと気分障害、
不安障害と強迫性障害、依存症と嗜癖、
脳の炎症ー幻覚と妄想、睡眠障害について。
パーソナリティ障害がわかる本
ー「障害」を「個性」に変えるために
岡田尊司（著）
パーソナリティ障害をパーソナル・スタイルという
個性に変えていくにはどうすればいいかという本。
パーソナリティ障害についての基本知識から
各パーソナリティ障害の特徴・診断・背景・対処と克服など。
おそろしいほど簡潔明瞭に書かれていて分かりやすい。
小説を紹介します。
これらは知識を得るためではなく
読書の楽しみのために読みましたが
「サイコパスとか普通の感覚が
理解出来ない人の場合は日常生活では
こうなってしまうのかもなぁ。」という
気づきがありました。
サイコパスを題材にした小説。
題材としては重いかもしれませんが
ミステリー仕立てになっていて読みやすいです。
36歳未婚、彼氏なしの
コンビニのバイト歴18年目の女性が主人公。
普通とは一体何なのかを問う作品。
第155回芥川賞受賞作
