今日から出来るモラハラ対策 - モラハラ対策覚え書き

相手がモラハラでも相手より強い立場でいれば
被害は受けにくい。まず自分が強くなり、
相手の言動に振り回される弱い立場から脱出する。

キレていても注意しない、
フォローしない、我関せずを貫く。

辛く当たられてもひるまない、
抗議しない、機嫌をとらない。

理不尽な事を言われて不機嫌にされても、
決して心から謝ったりしない。
「すみません。次から気をつけます。」などと
出来るだけアッサリ流す。
（この時「この人（達）とも、そろそろ潮時ね。」
というフレーズを頭の中で思い浮かべると
言葉で謝っていても悲痛な表情になりにくい。）

自己嫌悪風な言動や
かわいそうな自分をアピールをして
同情を引こうとしてきても、励まさない。
ただ黙って聞いて
「そう。」くらいの返事をしておく。

優しくされたり謝ったりしてきても
（ハネムーン期）大げさに喜ばない。
「うん。分かった。」くらいで流す。

頼まれてもいないのに相手の世話を焼かない。
文句を言われたら
「それじゃご自分でどうぞ。」と言う。
（口に出して言えない状況の時は
　心で思うだけでもよい）

人の責任まで引き受けない、
人の失敗の尻拭いをしない。

わざと聞こえるような独り言や
ほのめかしやあてこすりを言われたり、
不機嫌そうな態度、溜息、
眉の上げ下げ、クスクス笑いなどで
居心地を悪くされても
それに操られてやすやすと動かない。

自分の嬉しかった事やしたい事の計画
親しい人間関係や金銭的な話などは
相手の都合のいい時にモラハラをする材料として
持ち出されるだけなので
出来るだけ知られないようにする。

正面切ってモラハラに
対抗したり反抗したりすると
相手を刺激してより支配が強まるだけなので
表面上はあくまでも敵対しているふうではなく
薄い反応を返すくらいの接し方にしておく。

私は犬の群れ（多頭飼い）を
テレビくらいでしか見たことがないので
適切な例えでなかったら申し訳ないですが
群れの上位にいる犬が下位の犬に
するような態度をイメージしています。

犬は下位の犬が上位の犬の顔を舐めに行って
一生懸命挨拶しているように見えます。
認めてほしくてかまってほしくてちょっかいだして
しつこくやって怒られそうになったら
すぐおなかを見せて尻尾を振って降参して。

今までは知らぬ間に自分が下位の動物ような行動を
とってしまっていたな…と思います。

薄い反応を返し続けていたら
今までのようにモラハラを
するきっかけがつかめない相手が
何とかして以前のように反応させようと
こちらを揺さぶるために色々仕掛けてきたり
イライラして自制心を失って後先考えずに
大爆発する可能性もあると思います。

第三者の前で馬脚をあらわしてくれたら
有難いですし（モラは外面だけはいいから）
二人だけの時だったら何等かの方法で
記録をとっておくと（録音・録画、写真、
後から言われた事を日付時間とともにメモするなど）
自分の気持ちを強く持てます。
後々万が一調停や裁判になった時や
第三者に説明しなければならなくなった時に
役立つと思えば例え暴言を吐かれても
わりと平常心でいられます。

攻撃される時は大抵切っ掛けは私のした事の
落ち度（家事など）を責られる事が多いのですが
すぐにそれとは関係ない過去の出来事を
持ち出してきて責める、人格否定をする、
否定しようと思えばすぐ否定出来るレッテル貼りをして
あえてこちらに反論させようとする、
第三者を持ち出してきて私の落ち度を
その人に言うからなどとプレッシャーをかけようとする、
自己投影・投影同一視による攻撃をするなど、
ただのミスに対する注意ではない言動がはじまったら
それを心の中でカウントするようにしています。

自分のした事の落ち度自体については
今後そうならないように注意しますが
人格否定をされる事については
私の問題ではなく相手の問題だと思ってます。
当然その時の相手に対する反応もごく薄くしています。
（反省した様子を見せたり傷ついた様子を
見せるとより一層攻撃されるので。）
モラハラをする人間が比較的機嫌のいい時には
こちらを見下す事で優越感を得ようとして
普段の会話の中にこちらをバカにし
見下した発言を紛れ込ませてきます。
大抵最初は冗談のような形をとり
相手も（若干いやな感じの）笑顔だったりします。
そういう時は「ハイ、見下しタイムが始まった。」と
心の中のシャッターを下ろし
曲がりなりにもそれまでしていた普通の会話が
終了したと判断してごく薄い反応に切り替えています。